2007年02月17日
黒瞳皇 【Kokudo Oh: The Black Eye King Vol. 1】
山懐の小国ボッサール。その若き国王イシルの下に、ふたりの妃候補が送り込まれ
た。ロハン帝国第三皇女ベルと、ジェルド帝国の第十一皇女アル。ベルはイシルを見
下すほどに気位が高く、アルは子供の頃からイシルを「お兄ちゃん」と慕っていた。
先に意思表示をしたのはアル。夜、国王の寝室を訪れ、身体を開いた。全裸で開脚
させられると、両手で顔を覆った。身体は無意識のうちに痛みに抵抗するが、歓びに
溢れていた。イシルとの結婚を長く夢見ていたのだ。
次の晩、ベルが寝室を訪ねた。務めて高圧的に振る舞うベル。だが、怯えてもいた。
湯舟につかり初めての夜を背後から受け入れた。屈辱とは異なる感情が沸き上がる。
国王に対する冷淡な態度は、淡い想いの裏返しでもあった。
ボッサールの東西から睨み合う両大国が仕掛けた政略結婚。イシルは一ヵ月半の後
に一方の庇護を受ける決断をしなければならない。それは同時に、もう一方に強大な
敵を作ることをも意味していた。
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Posted by 管理人 : 2007年02月17日 00:17